2012.11.30 Friday

【キャンパスニュース:第4回学科間交流発表会兼卒業制作中間発表会】

YSEブログ:キャンパスニュース

 2012年11月22日(火)9:00−16:00 201−205教室で、第4回学科間交流発表会兼卒業制作中間発表会が開催されました。今回は、28の口頭発表と10の展示発表が行われました。


2年生による卒業制作中間発表は、情報システム科が7、アニメデザイン科が4、マイコンロボット科が5の合計16発表。1年生によるチャレンジ発表は、情報システム科が2、アニメデザイン科が3、マイコンロボット科が3の8発表。報告発表は、アニメデザイン科2、マイコンロボット科2。展示発表はアニメデザイン科10です。

卒業制作中間発表

IS21:Diet☆Revolution    AD21:ダンボールアート       MR21:UFOキャッチャー


ところで、今回は、2年生の中間発表が霞んでしまうくらい、1年生のチャレンジ発表が光っていました。

1年生によるチャレンジ発表

IS12 ゲームデータベース                       IS12 料理データベース


AD11 洋菓子店クリスマスポスター              AD11 ラーメン屋店頭ポスター


MR11 2足ロボット改造                     MR11学科間コラボ紹介


なかでも、今年の重要なテーマとして取り組んでいる学科間コラボレーションの成果が1つ形になって発表されましたIS科2、AD科3、MR科1の6名が取り組んだ作品「サモンサーモン」です。サーモンはデーモンをもじったネーミングのようです。対戦型スロットゲームにいろいろと工夫を盛り込んでいました


AD科の学生が画面とキャラクタデザインを担当し、プログラムはIS科、全体の設計とプロジェクトリーダはMR科が担当しました。JavaScriptやenchant.jsはMR科2年生が指導とサポートにあたりました。短期間で、数々のトラブルをかわしたり、いろいろな妨害を潜り抜けて、成果をきちんと形にしました。作品も立派ですが、困難をものともせずにプロジェクトを完成させた、その工程の方がゲームよりもエキサイティングであったようです。

2年生でも実現できなかった「学科間コラボ」。今後のYSEの方向性を示す成果でした。

報告発表では、インターンシップやデザインフェスタ・ロボコンなど学校外での活動報告がされました。

報告発表

AD科 インターンシップ                            AD科 デザインフェスタ


MR科 飛行船ロボコン報告                     MR科 ETロボコン報告


総評として申し上げると

2年生の卒業制作は順調に進んでいるものもありますが、全体的には進捗が悪いです。いろいろと理由はありますが、弁解や言い訳はなし。それぞれの事情を工夫して、作品制作以外のさまざまな課題を解決して乗り越えてこその「YSE課題挑戦型プロジェクト教育」です。内容についてはまだまだ満足できるものではありません。今後相当に発奮して取り組んでもらわないと最後に味わえる「やったー」という達成感が得られません。

1年生の聞く側の態度と姿勢はいいですが、前回に比べて欠席者が増えたことは残念です。2月に行われるYSEフェスタでは、2年生の卒業制作発表と、1年生の作品制作発表が目玉です。その3か月前の現時点での取り組み姿勢としてはまだまだ積極性に欠けています。2年生から学びとれるものをもっともっと貪欲に学び尽くすくらいの姿勢がほしいです。
   
        口頭発表会場                                        展示発表会場


本校は、卒業制作については、キックオフ発表、中間発表、最終発表と、シリーズで3回発表会を行います。最終結果のいいとこだけの発表会ではなく、作品の成長具合・進捗状況・発生した課題への対応と解決の様子をリアルタイムに発表してもらうので、学生の成長具合がわかります。

プレゼンテーションの裏側にある制作過程・グループでのメンバー間の葛藤・チーム作業に伴うごたごた、・・・。そういうものすべてに正面から取り組むことで、人間的に成長していくのが「YSE課題挑戦型プロジェクト教育」です。年々レベルアップした作品とプレゼンを目指してもらいます。2月の発表会には、企業様や先輩たちにも学校に来てもらって、君たちの成長ぶりを見てもらいます。

これからますます寒くなりますが、大事な時に活躍できる体調管理・健康管理も君たちの重要な課題です。体調とも折り合いながら、ここぞというときの爆発力に期待しています。


 

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    2012.11.29 Thursday

    アニメ・デザイン科:校外授業で横浜へ行きました。

    YSEブログ:コミック・CGアニメ映像科
    アニメ・デザイン科の学生でクリスマスのポスター、ポストカードを制作しよう!ということになりました。11月27日(火)、そのための素材収集として校外授業に行きました!!

    まずはじめに行ったのが横浜市内の山手地区です。街はもうクリスマスムードでした。


    イギリス館、山手111番館を見学。クラシックな家具や部屋の内装など、絵になるものを見つけ次第、写真を撮っていました。今回、はじめて一眼レフカメラで撮影する学生がほとんどでしたが、撮った写真を見てびっくり!結構いい写真が撮れています!!
     

    お昼の自由時間は、そのまま山手地区で昼食や散策をしました。
     


    次は、みなとみらい線で移動して、クイーンズスクエアのクリスマスツリーを見学です。
    今年はクイーンズスクエア15周年を記念して、音楽グループ「ゆず」のプロデュースでクリスマスツリーを制作しています。まだお昼だったので、天井からの日差しが強く、イルミネーションの光が目立たなかったのが少し残念でした。



    そして、最後の目的地、横浜ベイクォーターへ。移動には横浜クルージング・シーバスを利用しました。乗船時間が短いので撮影は急ぎ気味。船の揺れもあるので難しいです。
     



    ちょうど日が落ちた頃に、横浜ベイクォーターのクリスマスツリー前に到着。約8mのモミの木。その下には木製の小さな家が建ち並んでいて、温かい雰囲気を演出していました。
     

    暗くなると撮影は難しくになります。学生達は苦戦してましたが、何度も挑戦してました!

    校外授業の締めくくりとして、長時間露光での撮影に挑戦!携帯電話のフラッシュを使って光の文字を描きました。撮影の面白さを実感していました!



    普段はパソコンで制作する事が多い学生達にとって、今回のような体を動かす制作活動は、良い刺激になったと思います。今後もフィールドワークに力を入れていきたいですね!

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      2012.11.26 Monday

      「スピーチコンテスト2012」を実施しました

      YSEブログ:キャンパスニュース

      11月20日(火)二俣川サンハートホールにて、「スピーチコンテスト2012」が開催されました。
      本年度は15人の学生が参加しました。
      留学生、日本人、就職内定者が自分の思いを伝えてくれました。
      日本語上達への道には、言葉だけではなく趣味が活用できたこと、ひょんなことがきっかけで成長していく自分に出会うことができたこと、思わぬ体験をして、今の世の中を見ることができたこと、就職活動を通して成長することが実感できた話など、なるほどと思わせるスピーチをたくさん聞くことができました。

      審査の結果はご覧のとおりです。

      ●優秀賞
      情報ビジネス科1
      チョウイラク
      ●準優秀賞
      アニメ・デザイン科1
      鈴木 建
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      入賞
      情報ビジネス科1
      カクセイ

      入賞
      情報ビジネス科1
      ウィラコーン アラッチゲ サウマヤ
      サンディーパ ペレラ
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      ●入賞
      情報ビジネス科1
      オウウンキン

      ●入賞
      情報システム科1
      鹿内 誠也
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      留学生の優秀者は翌年開催される「外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」
      (主催:社団法人神奈川県専修学校各種学校協会 横浜支部)に
      本校の代表として出場します。

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        2012.11.19 Monday

        【マイコン・ロボット科】組込み総合技術展(ET2012)出展報告

        YSEブログ:ロボット・IoTソフト科

        2012年11月14日から11月16日にかけて、みなとみらいのパシフィコ横浜で組込み総合技術展(ET2012)が開催されました。
         
        今年の特徴は、これまでの個別要素技術の展示会から一歩進んで、組込み技術を応用するサービス分野として次の6つを掲げた講演・展示会になっていました。
         
        農業や水産業への応用を考えた展示も目につき、IPv6で全ての機械が何でもネットにつながるスマート社会が身近なところに来ていることを感じました。

        人間同士(H2H)がメールでつながったことに感動していた10数年前、
        人間と機械(H2M)がネットでつながり始めたここ数年のスマートフォン時代、
        機械と機械(M2M)がつながって自律的に社会基盤を支えるようになるこれから・・・。
        2年前、2010のYSE−MR科のテーマ「IT+ET+NT+RTの時代を担う人材」の時代がいよいよ本格化します。モノづくりとICTが好きな人にとっては面白いことが一杯出てきます。

        そのために、昨年、2011のYSE―MR科のテーマは、「教育が変われば学びが変わる」でした。従来型の教育ではないYSE−MR科独特の学習スタイル「課題挑戦型プロジェクト教育」を提案し実践してまいりました。

        その成果を紹介する今年、2012のYSE―MR科のテーマはどうせやるなら楽しんでしまおう」です。展示作品もパネルもデモンストレーションも、すべて学生作品と学生自身の実演です。YSE−MR科の人材開発の成果をご覧いただきましたご覧頂いた複数の企業様から「彼らは本当に楽しんでやっていますね。だからYSEの学生は実力がついて伸びるし、そこが魅力的なんです。」など、いろいろとおほめの言葉をいただきました。


        一番の出し物は、この春に入学したMR科1年生達が、8台のNXTに自律プログラムを組み込んで、パレードをさせました。3週間ほど前から取り組んできました。「コレが見たくて来たのに、終わってしまったの。残念見たかった・・・」という皆さま、ぜひご覧ください。最終日のYSEパレード動画at横浜パビリオンです。



        以下学生達の声です。

        準備日、パシフィコの会場設営作業の合間を縫って、現地調整。
        そこそこうまくいっていたのですが、まだ完璧ではない。何かが足りない。学校に戻って手直し。まだまだ。もっともっと。自分達が納得できないものは人に見せられない・・・気がつくと朝です。全員で徹夜になりました。でもやっと完成。これでよし!!
        みんな一度帰ってスーツに着替えて現地集合だよ。

        初日。いよいよ出番です。不安と期待でドキドキです。いよいよスタート!。
        ・・・アッレッ・・・ナンデ・・・2台目以降が動かない・・・動いても隊列ばらばら、パレードにもなっていない、・・・悲鳴と冷や汗とが頭の中をかけめぐり目の前が真っ白に。ぼろぼろでした。あんなに練習し、うまくいっていたのに、見る影もなく、茫然自失でした。でもあれが今の僕たちの現実を表していました。見た目のまとまりは本物ではありませんでした。

        すぐさま学校に引き返して反省会と原因究明。でも学校ではうまくいく。原因の1つは準備後に待機時間が長すぎてバッテリー電圧が下がっていた。そのほかにも思い当たることはいくつか。そういえば誰かが言っていたことで気になることがあったのに、めんどうくさくて無視した。何で気がついた時に声をかけあいもっと詰めなかったんだろう。

        2日目。前日に比べればうんとまし。良くできたといってくださる方も。でも僕たちが納得できない。また学校に帰ってやり直し。もっと完成度を上げよう。現地で失敗するには原因があるはず。・・・気がつくと今日も終電。でも徹夜は免れた。

        3日目。今日がラストチャンス。これでうまくいかなかったら僕らは何のために時間と労力を費やしたのかわからない。誰かのためではなく、自分達のために成功させたい!。これは僕たちのパレードだ!!

        いよいよ横浜パビリオンでの最終日最終ステージ。「横浜システム工学院どうぞ・・・。」
        うん。いいぞ。よしよし。でもあっ。くそっ。・・・・。えっなんでだよ。・・・
        なんとか成功。良くやったという声ももらった。でも何か興奮した気持ちがおさまらない。
        反省点ばっかしが見える。こんどはこうしようああしようが見える。悔しい。もっとできたはず。

        というわけで、結局この日も学校に戻ってとことん反省会。先輩が言っていた「失敗して良かった。負けて学ぶことがある。」あの言葉の意味がいまなら分かる。

        振り返ると、彼らにとって以下のことを、身をもって体験した3週間。特に会場設営の準備日からの4日間でした。

        1) 企画・設計・・・ET2012でデモをさせてもらえる。どんなことをやろうか?
        2) やることが決まったら、2人1組でソフト制作。1台ごとはOK。
        3) ところが8台をシンクロさせるとなると、さぁ大変。全体を合わせることがこんなに大変とは思わなかった。
        4) 1台1台のデバッグだけでなく、チーム全体でのパレードプログラムのデバッグが必要。
        5) あらためてメンバー一人一人の意志とチーム全体での意志とを確認し合いすり合わせます。
        6) 他人でも直せるようにわかりやすいコードを書くことの意義や、コーディング規約の必要性や、コードレビューの必要性が分かります。
        7) ミーティングの必要性と重要さがようやく本当にわかります。
        8) 一人は全体のため、全体は一人のためとはこういうことか。先輩たちが強いといわれていたのはこういうことだったのか・・・。

        ブースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。
        パレードをご見学いただいた皆様、ありがとうございました。
        このような機会をご提供くださった皆様、ありがとうございました。
        来年もまたお目にかかりたく思います。ぜひ、ご期待ください!!



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          2012.11.19 Monday

          【マイコン・ロボット科】平成24年度 第4回Arduino基礎セミナー実施報告

          YSEブログ:ロボット・IoTソフト科

           
          日  時:平成24年11月17日(土) 9:00〜12:00
          開催場所:横浜システム工学院専門学校B棟301教室
          参 加 者:神奈川県内の高等学校・中学校の先生方
          講  師:仲久保正人(YSE教頭 マイコン・ロボット科教員)
          助  手: 葛西湧太(マイコン・ロボット科2年生)
          内  容
          1)事例紹介ワークショップ 9:00−9:50
          参加の先生方からご自身の取り組みや学校での取り組みをご紹介いただきました。
          YSEの事例としては、前回以降の報告として、9月末のETロボコン、10月半ばのESS飛行船ロボコン、11月半ばの(昨日終わった)組込み総合技術展ET2012での学生達のYSEパレードなどを紹介させていただきました。

          2)Arduinoを使用したスピーカによる曲の演奏 9:50−12:00
          今日は、ArduinoUNOとトランジスタ(2SC1815)を使用して、スピーカ(8Ω、0.3W)を鳴らす回路を制作し、ArduinoUNO基板を使用して音楽を演奏するプログラムを作成しました。ドレミフォソラシドの音階やピーポーピーポーのような音の生成には、Arduinoのtone関数を使用しました。プログラム上では、音階の周波数は小数点以下を四捨五入した整数値を使いました。

          回路図               配線図               音階データ
            

          制作中の様子               完成した作品
           

          それではできあがったArduino演奏をお聞きください。


          今回もご好評をいただき、大変感謝しております。次回も是非ご参加ください。


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            【学校説明】

            令和3年度生入学志望者向け 横浜システム工学院専門学校の学校説明です。

            【校内見学】

            横浜システム工学院専門学校の 校内の施設を紹介する動画です。

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