2014.10.31 Friday

【モバイル・ロボット科】ESSロボットチャレンジ:スマートモバイルロボットコンテスト総合準優勝

YSEブログ:ロボット・IoTソフト科
2014年10月22日〜24日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、情報処理学会組込みシステム研究会主催の組込みシステムシンポジウム(ESS2014)が開催されました。

その中のイベントとして開催されたESSロボットチャレンジ:スマートモバイルロボットコンテストでは、デモンストレーション&プレゼンテーションおよび学会でのポスター発表会が行われました。

手足のように動いてくれる、もはや相棒と言えるまでになった、i-Robot Create


デモンストレーション&プレゼンテーションでは、8月の競技会で行った自律走行しながらマップを描いていく走行をさせながら、解説しました。


ポスター発表では、会場いっぱいに人が入り、緊張しました。
 
 
夏に別のチームが交流会をしていた某大学の方々も会場で見かけました。ETロボコンは競技の方は本番でうまくいかなかったようですが、モデルでいい成績がでたようです。交流した甲斐があった。会場ではモデリングツールを使った実証実験の報告をされていました。

いろいろな方々が会社や学校の枠を超えて交流できる場がある・・・これって素晴らしいことだと思います。

夜のレセプションでは、8月に開催された競技会の成績とあわせた総合成績が発表されました。


8月の競技会と10月のデモ&プレゼンの最終結果は
  コンパルソリ競技:優勝
  ベーシック競技:準優勝
  総合成績:準優勝

でした。

今回は、エンコーダの誤差をどう打ち消して精度を上げるかが勝負でした。また持ち時間のなかでいかにリアルタイムにMAPを描けるかにこだわりました。現地での調整が素早くできるようにするGUI(グラフィカルユーザインターフェース)も僕たちの強みでした。「あなたがたの強みであるソコをもっと強調してよ。」というアドバイスもいただきました。

先生たちは学会の偉い人から「YSEの学生さんの発表はしっかりしてますね。いつも見ていて(聞いていて)気持ちがいい。わかりやすいし、質疑応答もしっかりできる。いざという場で度胸も据わっている。日ごろの鍛錬、場数が偲ばれます。いい教育をされていますね。自慢の学生でしょう。」と言われながら、照れてました。でもあとで、そっと、「確かにその通りだもんな!!」って言ってくれました。こそばゆい気持ちです。

朝、雨の中を会場入りした時の緊張感と重圧感から解放されて、雨上りの空の下、誇らしい気持ちで帰りました。頑張った甲斐があった。
   

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    2014.10.08 Wednesday

    【キャンパスニュース】平成26年度YSE同窓会を開催しました

    YSEブログ:キャンパスニュース
    平成26年10月4日(土)本校内で平成26年度同窓会総会と懇親会を開催しました。当日はお天気にも恵まれて、はば広い世代の多くの卒業生やすでに退職された先生方にも 集まっていただけました。
     
    第1部 特別講演「サイバー犯罪、サイバー攻撃の情勢等について」
    講師は、神奈川県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課 情報セキュリティアドバイザー  夘野 智喜 様。

    いまや知らないでは済まされないサイバー犯罪について、包括的にまた具体的にお話をいただきました。このテーマは現役学生も興味を持っており、聴講を希望する学生が後ろの席に潜り込んで聞いていました。

    第2部 総会

    司会:久保田理事、議長:山本会長で始まった総会。同窓会自体が昨年に続きまだ2回目なので、まだまだぎこちないというか、初々しいというか・・・。これから同窓生みんなで盛り立てていけばいいよ。遠慮することはない。僕たちの母校だもの。年の離れた人でも同じ母校の先輩だもの。

    第3部 懇親会
    懇親会は、ビックパッドに映された、学校の沿革をしみじみと味わいながら、組織としての35年と、個人としての**年の変遷を振り返りました。

    学校なんてあっという間の、通過点・・・だと思っていた。卒業したら学校なんて二度と来るもんか。同級生も先生も卒業したらもう会うもんか。・・・と思っていた。でも同窓会の連絡をもらった時はとてもうれしかった。何故だろう?でも、今日来て見たらなんとなくわかった。

    卒業後の人生の方が圧倒的に長いのに、同窓会の呼びかけで集まれる場所があることのありがたさ。母校があることのありがたさが身に沁みる。なぜだろう?

    同窓会の連絡をもらった時には、行こうかどうしようか迷った。知らない人ばかりでは居ずらいし、いい思い出ばかりでもないし、来るのがちょっぴり怖かったけど、思いきって来て見てよかった。退職した先生も来てくれるんだ。会えてよかった。
     
    学校時代の出来事や悩みに比べれば、卒業後の出来事や悩みの方が圧倒的に質も量も濃い。卒業後は学校時代の同級生に会うこともめったになく、このような同窓会でもなければ、まず会うこともなかった。

    こいつは苦労しているみたいだけど、学生時代よりもたくましくなった。あいつが頑張っている。僕もがんばろうと思えてきた。

    あの先生がまだ元気にやってるよ。よかった。まだまだ元気でいてもらわなくては来る楽しみがなくなる。

    学校の校舎もきれいになって、大きくなって、なんだかうれしかった。母校を胸張って紹介できるように、後輩たちにもっともっと頑張ってもらい、僕たちもそれ以上に頑張ろう。

    あっという間に時間がたち、学校でのパーティはすぐに終わってしまった。でも、本当の同窓会は、これからだ。希望ヶ丘でもうちょっと話をしていこう。久しぶりの相鉄線だし、明日は日曜日だし、学生時代に戻って、もう少しつきあってよ。

    懐かしかった。すぐに帰るつもりだったけど、懐かしい顔を見たら、もうちょっと、もうちょっとと思っているうちに、遅くなった、でもいいや。今日は特別!!
     
    参加していただいた卒業生や先生方のおかげで、盛大な同窓会になりましたことを感謝申し上げます。次回も楽しみにしてください!!

     
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      2014.10.03 Friday

      【モバイル・ロボット科】ETロボコン2014南関東大会 結果報告

      YSEブログ:ロボット・IoTソフト科
      2014年9月13日(土)・14日(日)の2日間、関東学院大学金沢八景キャンパスでETロボコン2014南関東大会が開催されました。

      今年から新しい3輪型NXTトライクというマシンが登場し、これがなかなかタフな奴です。こういう新しいことが始まるときは、ゼロから始めるので、僕ら専門学校生にはビックチャンス!!


        トライク型↓           二輪倒立型↓


      競技会場は、2010年以来4年ぶりに訪れる関東学院大学金沢八景キャンパスの競技会場。当時は本番競技ではとても勝てなくて、オプションの最速王座決定戦で準優勝をして喜んでいました。

      その後、会場が本厚木の神奈川工科大学に移り、この4年間の間に、専門学校ながら上位入賞の常連に成り上がり、昨年はチャンピオンシップまでいける寸前のところまで来ました。


      そこで、当然、今年はいよいよ悲願のチャンピオンシップ出場をかけて取り組んだチームYSEのプロジェクトでした。

      本校からは2チームが参加しました。結果は、
      デベロッパー部門アドバンストクラスに参加した「チーム:YSE_desire14」 5位
      デベロッパー部門プライマリクラスに参加した「チーム:YSE_wish14」 6位

      アドバンストクラスは参加チームの6割が同率5位です。理由はこれらのチームはすべてリタイアで終わりました。何チームかは試走会ではすごい走りをしていて「なんだアレ?ぜひ本番の走りが見たい!」と思ったのですが、本番では途中でコースを外れたり、障害物にぶつかったりで、残念でたまりません。

      そんな中で優勝したチーム(富士ゼロックス:ぶっこみライダーズ)は完ぺきな走りで、見事でした。僕たちが不可能だろうと思ったウイリー走行での最難所完全攻略もあり、さすがです。我々はとても及びませんでした。

      YSEの2チームは、どちらも完走できず、自分たちが一番魅せたかった走りを披露できませんでした。今回はあくまでも本競技にこだわったので、オプションのゼロヨンは封印して出場しませんでした。



      ETロボコン南関東大会出場6年目。初出場以来の「ノータイトル」で終わりました。

      こんなはずでは・・・という気持ちと、やっぱり・・・という気持ちと両方です。

      2009年にチームYSEでロボコンを初め、右肩上がりで伸びてきた成果ですが,
      「王者の没落は、その一番栄光の時にすでに始まっている」という言葉が見えてきます。
      ローマ帝国も平氏も源氏も同じ運命をたどりました。(YSEとローマや平氏、源氏と比べるのははおこがましいですが)

      祇園精舎の鐘の声
      諸行無常の響きあり
      沙羅双樹の花の色
      盛者必衰の理をあらわす
      おごれる人も久しからず
      ただ春の夜の夢のごとし
      たけき者もついには滅びぬ
      偏に風の前の塵に同じ


      今回、本校は惨敗し、チームYSEも崩壊かなぁ・・・と悲しくなっていたのですが、大きな視点で眺めると、新しい光景が見えてきました。

      ディベロッパー部門プライマリクラスで、
      競技部門で1位、モデル部門で2位、総合部門で準優勝した「ドライビングスクールあど」のチーム名で参加した株式会社アド様は、昨年と今年度YSE情報システム科から入社した卒業生2名が活躍しました。在学中はまさか彼らがロボコンをやらないだろうと思っていたので驚きでした。



      また、昨年は特別賞(J-TEA賞)、今年も特別賞(奨励賞)を獲得した三浦学苑高校のチームも、初参加のころから指導の先生とは交流しており、本校が土曜日に開催している「組込みシステム研究会」や「Arduino基礎セミナー」には常連としてご参加いただいています。


      自分たちと交流のあるチームが結果を出した時に、こんなにうれしいものなんだ・・・という気持ちを味わいました。主催者の先輩方はそういう気持ちを持ち続けて、このようなロボコンを継続運営されていることをあらためて感じました。

      そういえば、8月末に、わざわざ他府県から本校に10人近くお越しいただき、勉強交流会を行った、某地区の大学チームの大会本番は、これからです。




      YSEでの勉強が刺激になったよ。・・・とおっしゃっていただきましたが、われわれはその刺激を結果に結びつけれませんでした。彼らには、結果を出していただき、我々の無念を晴らしていただきたいと思い、エールを送ります!!

      さて、YSEが進めてきた「課題挑戦型プロジェクト教育」ですが、起承転結の、が順調に終わり、いよいよが始まった感じです。

      チームYSEが得意とする「課題挑戦型プロジェクト教育」は、課題と直面して、それに挑戦し、乗り越えてナンボという、筋書きのないドラマのような生きたリアルタイム劇場型教育スタイルなので、ここからが本当の意味で真価を問われる局面になります。

      「課題挑戦型プロジェクト教育」は、背伸びをした目標を立て、モチベーション駆動型で、ラーニングではなくスタディで、必要なことをオンデマンドに学んで吸収し、成果を出して自信をつけながら、次の課題挑戦スパイラルにフェーズインして、成長し続ける、教育モデルです。


      この教育モデルで学ぶ学生たちは、課題と向き合い解決していくことを楽しんでいきます。今は、この教育モデルで教育する側が、新しい教育課題と向き合っています。

      今、日本のあらゆる教育現場(特に今後の日本の産業や就労を、国際的に見た目線で、支えていかなくてはならない教育現場)で、学生達とじかに向き合う教師(大学院、大学、専門学校、企業研修担当者、産学連携の講師、企業のインターンシップ担当者、・・・)やインストラクターが、共通して直面している問題が、「学生のモチベーション・やる気」の問題です。

      アジアやアフリカの発展途上国の学生たちの、活き活きしてキラキラした、生きる力にあふれた活力に触れた方々が、必ず言われるセリフが、「それに比べて、日本はどうだ・・・。こんな日本は今後どうなるのだ・・・。」

      この問題に、一つの具体的な明るい可能性を提示したのが「YSE課題挑戦型プロジェクト教育」でした。文科省の教育から外れたところで、その中でも隅っこの、小さな目立たなかった専門学校の学生たちが、具体的な課題(ロボコンやイベント)に取り組むことで、目の色を輝かせて学び、力をつけ、大学・大学院や企業チームと互角以上の結果を出せた。

      就業後は、タフでへこたれず、意欲的で前向きで、提案型の仕事ぶりが評価されています。在学中に「課題挑戦型プロジェクト教育」で学ぶことで、しっかりとした社会人基礎力(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)を身に付けたからこそだと思います。

      彼らを引っ張るのは、彼らの先輩たち。教える技術よりは、話を聞き、悩みを聞き、相談相手になり、時には夜を徹して付き合って、志を支え、チームが一丸となってお互いの得意なことを見つけて、役割を分担し、苦手なところは補い合う合うことで、成果を出し、達成感を分かち合う。

      唯一の欠点は、団結力を強めるために、独立独歩でがむしゃらに取り組んできたことです。
      自分たちのやってきたことを、実証的・帰納的に積み上げてきました。ノウハウのオリジナルな面はいいのですが、職人芸的になってしまい、他への転化・展開が思うようにいきません。へたをすると唯我独尊に陥ります。

      この教育方法が、起・承を終え、からへ向けて展開していくには、YSEの閉じた世界から飛び出して、今後はもっと外の世界と交流していくことだなと思っています。


       

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        2014.10.03 Friday

        【キャンパスニュース】第2回学科間交流発表会YSE-RGBプレゼンテーション vol.2

        YSEブログ:キャンパスニュース
        2014年9月10日(水)9:20−16:00 二俣川サンハート大ホールに於いて、2014年度 第2回学科間交流発表会YSE-RGBプレゼンテーションvol.2 を開催しました。



        午前中は、1年生からこの半年で取り組んできた活動報告。2年生からは就職活動やインターンシップの体験談がありました。
        さらに今回は、途中で1時間、NPO情報セキュリティフォーラムの植田様にお越しいただき「特別講座:インターネット被害未然防止」を実施いたしました。

        スマートフォン、SNS、LINEなどにまつわる犯罪や被害に巻き込まれないように、具体例を挙げて、テンポのあるキレのいいお話に、講演時間があっという間に過ぎてしまいました。

        お昼休みが終わった後は、情報デザイン科1年生の作品紹介がポスターセッション方式であり、思った以上に多くの人に自分の作品を紹介できたことに、戸惑いながらもうれしい手応えを感じていました。


        午後は情報システム科の2年生の卒業研究(卒業制作)キックオフ発表、情報デザイン科の卒業制作キックオフと産官学連携プログラムの進捗報告、コンテスト受賞作品紹介が続き、最後はモバイル・ロボット科のロボコン取組報告がありました。

        情報システム科は、1年生の資格中心の勉強から一歩進んで、2年生になってからはソフトウエア作品作りが活発になっています。デジタルハリウッド様の取材を受けた作品以外にも、今年から始まったKIA(神奈川情報サービス産業協会)主催の学生ITコンテストに積極的に応募しました。最終プレゼンは11月末にあるので、次回の発表会での報告が楽しみです。


        情報デザイン科は、3年連続入賞しているお台場セイルデザインコンテスト作品や、横浜市会のポスターデザインで優秀賞をとった作品の紹介がありました。9月いっぱいは横浜市のあちこちに掲示がしてあり、目に触れた方も多いと思います。あれです。
            横浜市会ポスター優秀賞作品↓       セイルデザインコンテスト入賞作品↓


        モバイル・ロボット科は、ESSロボットチャレンジスマートモバイルロボットコンテスト優勝・準優勝の報告と、ETロボコン出場へ向けた取組の報告がありました。ETロボコンは、明々後日に本番競技が開催されるので、今は仕上げの真っ最中。・・・ところが今朝になって、使っていたNXTトライク型といわれる新しいロボット3体がすべて壊れてしまい、発表会にも遅れてしまうかもしれない・・・と、緊急の電話連絡がありました。そんなリアルタイムな様子も含めてスリリングな迫力のある発表でした。


        昨年度の発表会よりもさらにバラエティが出、工夫が増え、成果も出てきて、今後が楽しみです。

        今後の発表予定は以下のようになっています。外部からの聴講大歓迎です!!

          3回目 12/3(水)は、2年生卒業制作中間発表と1年生チャレンジ発表
         
          4回目 2/12(木)は、2年生卒業制作最終発表と1年生チャレンジ発表
              2/13(金)は、作品展示発表会
              2/14・15は、さらに、学園祭色も加味したYSEフェスティバル


        暑い暑い夏があっとう間に過ぎ去り、いよいよ実りの秋がやって来ました。各学科の充実した成果がどのくらい実るか・・・ものすごく楽しみです。
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          令和3年度生入学志望者向け 横浜システム工学院専門学校の学校説明です。

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